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嘘が嫌いなのは知ってるけどっ
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「ほい!コーラどうぞ!」
「あ、ありがとう」
とりあえず気持ちを落ち着けるためコーラを口にする。冷たいコーラはひんやりと俺の喉をうるおし頭を冷静にしていく
と、雷が話しかけてきた
「お前さーペット飼い始めたって言ってたじゃん?何飼い始めたの?」
「え、あ...その...」
(インキュバスです!なんて言えない...だってイオ見た目普通の人間と変わらないし...)
「い、犬かな?あははは」
「へえ...犬種は?」
「え、えーと...ぽ、ポメラニアンだ、だぜ?」
(俺嘘つくの苦手なんだよな...)
身体中から冷や汗が出てくる...っ
「...遥斗俺が嘘嫌いなの知ってるよな?」
「う、うん...」
そう。雷は嘘が大嫌いだ。それはわかってるけど...っ
「ごめん...雷...でも...言えない」
「幼馴染の俺にも?」
「うん。」
「...そういえばさ遥斗」
「ん?なに?」
あれ?なんか目眩が...
「コーラ...美味しかった?」
クスクス笑って笑う雷の声を聞きながら俺の意識は闇へ墜ちていった
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