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俺の好きな人
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「遥斗様!!」
俺はイオの制止を無視して雷の隣に座る
「なぁ...雷」
「遥斗?」
「俺はお前からの好意が単純に嬉しいよ?今まで気づけなくてごめん...」
「遥斗...じゃあ...」
「でも、俺は雷の気持ちには答えられない」
「そんな...」
雷が絶望した顔をする
「ごめん...俺さ...」
言わないと...せっかく自分の気持ちに気づいたんだから...今言わないと
「イオのことが好きみたいなんだ」
「...っ」
雷の顔に涙がこぼれる
「ごめん...でも雷とは今まで通り親友であり幼馴染でいたい...」
ひどいことを言ってるのは俺も自覚している
でもこれが俺の本心。
「俺を好きになってくれてありがとう。」
最後にそう言って
俺はイオと雷の家を出た
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