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話と計画(番外編
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「そんなことがあったんですか...」
雷さんは僕に全てを話してくれた
雷さんが兄貴に盗聴器をしかけていたこと
兄貴の好きな人は男だってこと
その人は多分悪魔だってこと
嘘のようで本当の話
「引くよな...こんなこと言われても」
「そんなことないです!!むしりろ...」
そんなに愛されている兄貴をうらやましいと...
そして兄貴が雷さんをフったことを安心してしまうという気持ちがあって...
(僕は最低だ...)
そんなことを考えていると...
「ありがとう...やっぱ白陸に話してよかった。気持ちが軽くなったよ」
ホッとしたような雷さんの声
その声に僕の方がなぜか救われた気がした
「じゃあ電話切るな?また何かあったら相談させてもらうわ」
「はい。」
そうして僕は電話を切った
「母さん」
電話を切ったあと僕は母さんのところへ行ってこう言った
「お盆だしさ。兄貴に久しぶりに帰ってきてもらおうよ」
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