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策略家 (sideエイダ
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冷静だけれど、気を抜くと感情が顔に出てしまうような正直なアーサーが好き。
でも、それが、こんなに私を、
「………そう……」
「あぁ……ユーリは…とても利口だ。」
気づいてないのかもしれない。
アーサーはユーリに好意を抱いている。
なら、
それなら、
今のうちに道を正してあげなくては。
「………わかったわ。」
「?」
「アーサーがそこまで言うのなら、私もあの…ゆ、ユーリを認めましょう。…貴方の…持ち物…ですものね…。」
アーサーが驚いたように私の顔を見つめる。
「………本当か。」
「ええ、もちろん。」
「そうか……」
「………………………」
あからさまにほっとしたような顔。
私のアーサーが、あの汚い奴隷に汚されている。
許さない。
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