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解決策?
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協力するとは決めたものの、今のユーリにどうしてやるのが一番良い方法なのかはさっぱりわからなかった。
ルジンは窓の前に立って外を眺めているアーサーの横顔を見やる。
何か考えているのだろうか
それとも途方に暮れているのだろうか
「俺は…何をすれば…?」
アーサーは一瞬目だけをこちらに向け、また窓の外に目線を戻した。
「…わからん…一緒に考えてくれ」
「…なるほど」
「……………………………」
「……………………………」
「………朝食は?」
「…まだです…けど…」
「………なら、ユーリのことについて考えながら…一緒に…どうだ」
アーサーの予想外の提案に驚いたルジンだったが、このままこの部屋ち篭って唸っていても仕方がないと頷いた。
「……アーサー様がよければ…まず…俺たちが互いを知る必要があるかもしれませんね。」
「…そうだな」
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