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昼休み
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4時間目の授業が終わった頃
真琴は桐斗にノートを借りて書けていなかったところを写していた。
「ごめんねー桐斗ー。」
真琴がヘラッと笑いながら桐斗に謝ると桐斗が眉間にしわを寄せながら言った。
「別に良いけど。つか何で書いてねんだよ。」
「いやー、昨日夜遅くまで起きてたら授業中眠たくなっちゃって、知らない間に寝ちゃってたんだよね。」
「夜遅くまで起きてたって、お前絶対ずっとパソコン触ってたんだろ。」
「うっ、、、。」
図星をつかれた真琴はノートを写していた手が止まってしまった。
「図星だな。つかいいから早く書け。腹減った。お前待ちなんだからな。」
桐斗は目の前に弁当箱をプラプラさせながら言った。
「ご、ごめんごめん!ちょっと待ってね!すぐ終わるから!」
そう言って真琴はノートを写すことに集中し始めた。
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