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お家デート。
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「伊吹、今週の日曜家に来る?」
「ぶふぉっ?!!」
「あー、大丈夫?」
唐突に言われた言葉に、飲んでいたお茶を思わず吹き出した。
それをみて雀は呆れたような顔をしながらも背中を叩いてくれる。
元はと言えばお前のせいなんだからな!
「い、家?!」
思わず俺の頰が染まる。
それって、それって.......!
「何、顔赤くしてるの。ただお家デートしましょうって誘っただけでしょ」
あ、な、何だ。お家デートか。
てっきり俺は....。
「伊吹のえっち」
「はぁ?!!」
「やらしい事、考えてたんでしょ?だからえっち」
「ばーか!!」
その通りだけど!照れ隠しに雀の腕を軽く叩く。
言い当てられて図星だし、それに。
何か雀の口からえっちって単語が出るだけでえろい。
えろい気がする。
だって、あの綺麗な唇からえっちって!!
「で?来る?」
「あ.....」
改めて言われて少し悩む。
正直、他人の家はあまりいい思い出がない。
だけど。
目の前の、首をかしげる雀を見る。
「い、行く...」
そう言えば、雀は満足そうに微笑んだ。
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