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お家デート。
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「お、お邪魔します...」
「今日は夜まで誰もいないから気を使わなくて良いよ」
日曜日、雀の家に来ている俺。
雀宅は人より少しデカイかなってくらいの家で、なんか親近感が湧いた。
「なに?俺の家は豪邸だと思った?」
クスクスと笑いながら、俺の心を読む雀。
そんな雀の後ろをちょこちょことついて行く。
「ここが俺の部屋だから、座ってな。飲み物とってくる」
そう言ってリビングに引き返してく雀を見た後、おそるおそる部屋を開けた。
ふわり、といつも俺を抱きしめてくれる香りがした。
そこは間違いなくいつも雀が生活してるんだって感じた。
広い割りに小ざっぱりした部屋は、雀の性格を物語っていた。
そしてやっぱり、というか何というか。
思わずベッドに目が行くわけで。
なんとなく、ベッドの近くに腰を下ろした。
雀がまだ来ないことを確認してから、ベッドを軽く触ってみる。
「わ...」
ふわふわしてて、雀の匂いが特に濃い。
「す、少しだけ、だからな..」
誰に言い訳してるのかも分からず、それとなく顔を埋めた。
その瞬間、雀の香りが肺いっぱいに広がって。
キュンと胸がなった。
「こら、何イタズラしてるの」
しかしそれは、呆気なく雀に見つかってしまった。
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