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「腰上げて。」
その声と同時にズボンと下着が剥ぎ取られた。
「ドロドロだね。こんなに先走っちゃって。」
カッと顔が熱くなるのを感じた。
ベッドの傍に弟がしゃがみこみ、長くてきれいな指が俺のモノを弄んでいる。
仰向けの状態で、ベッドに縛り付けられてまじまじと見られて恥ずかしい。まるで実験体にでもなったみたい。
「う、あ!!」
触れるか触れないかくらいの力加減で愛撫されていたかと思うと、突然生温かい感覚がモノを覆った。
弟が、横から咥えていた。
「やっ…!駄目っ!よせ、馬鹿っ!!」
手をぎゅっと握り、爪先がシーツを掻いた。
咥えたままの状態で弟の頭が上下に動く。
「あっ、あっ、あっ…!!」
息が詰まって、言葉にならない声が漏れる。
片手が根元を扱き、片手は内腿を這いずり回る。足が、ビクビク痙攣を起こす。
頭が真っ白で何も考えられない。
じゅううぅ
ちょっと離れたところから音がして、飛びかけていた意識が戻る。
「け、けーた噴きこぼれてる!!」
水の音。
ここからじゃ見えないけれど鍋の水が噴きこぼれて火に流れて蒸発した音だと思う。
ゆっくりと顔を上げた弟が面倒くさそうに言う。
「いいよ。後で拭いておくから。それより暴れんなよ。痕付くから。」
「やあぁ!!」
裏筋にちゅ、とキスを落としてからベローと下から上に向かって舐め上げられた。
「え゛、…ん゛っ!」
モノを奥深くまで咥えこんだ弟の喉から苦しげな声が漏れる。
それでも丁寧にねっとりと舌が這われる。
こちらをちらりと見た潤んだ瞳と目が合う。
あっ。
「け、た…イくっ!!」
弟は口を離そうとしなかった。
「やっ、イくっ!!イくからぁ!!」
口を離すどころか、浅く咥えてぢゅ、と吸いついた。
ピピピピピピピピピ、というタイマーの音と俺が果てるのは同時だった。
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