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大型わんこ
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俺の大量の涙が早川の頬に、目に、鼻に、流れ落ちてゆく。涙の止め方誰か教えてください状態だった。
「ごめん、ごめん京ちん。ごめんね」
そしたらこいつも泣きやがってもう大の男二人がわんわん泣いてた。
どさくさに紛れて抱き締められたのも気にせず泣きまくった。
そのあと目を真っ赤にぱんぱんに腫らした二人の姿を見た瑠美さんは爆笑所の騒ぎじゃなかったな。
で、無事早川ともさよならして。
引っ越し当日もギリギリまで俺に引っ付く早川に対して瑠美さんも呆れまくっててそれ同様に俺も呆れまくって最後だしされるがままにしといた。
そんで、遂に俺達の青春ストーリーには終止符を打たれた。
筈だった。
高二の春に、慣れない生活もあったし俺と母さんだけまたこっちに戻ってきた。親父はあっち残って、まあ単身赴任ってやつだ。
早川にはこっちに戻ってきた事は伝えていたが、転校先は伝えていなかった。
いや、俺だってまさかまさかだよ?同じ高校だったなんて思ってなかったですよ!どんだけ腐れ縁だよ!こええよ!!
で、現に至るわけだ。
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