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今日は俊介さんはお仕事休むんだって。
多分、朝、僕の顔を見て心配で休んだんだと思うんだけどね…
だって、起きて顔を洗おうとして鏡を見たら、目がすごい腫れてて…なんか顔色も悪くてちょっと危なっかしそうだった。
心配してくれて嬉しいんだけど、やっぱりちょっと罪悪感…
「変なことは考えるなよ?俺もたまには仕事に行くのが面倒になる人なんだから」
「それダメじゃん」
「しっかり者な柚月はなんか嫌」
「しっかり者っていうか…仕事面倒とかニートが言う事じゃん」
「柚月と一緒に居たいから休みました。それじゃダメ?」
「うぅ…」
こんなに子供っぽい俊介さんとか初めて見て、どう接したらいいのか戸惑ってたのに、いきなり変な……いかにも僕が喜ぶような事を言い出すから恥ずかしくなっちゃって…
やっぱり大好きだと実感して余計恥ずかしくなった。
俊介さんには昨日の夜の事を全部話した。
料理しようとしたら指を切って…その…嫌な記憶を思い出しちゃったと。
それを聴いたら俊介さんは、やっぱりどこか傷付いた顔をして…でもただ優しい笑顔で『ごめんな』とだけ言って僕の頭を撫でてくれた。
別に俊介さんが悪いわけじゃないのに…
それより、僕は…優香さんの事が気になるんだ…
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