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《緩やかな決着》42
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「ハイハイ…、一回出す?」
みずきに視線を戻し…元気にさせてしまったソレを気にして聞く…
「いや…ここじゃ…寝室行こう」
犬たちがいるから…
二人きりがいい…
「OK…行こ、」
そっとみずきの手を握って微笑み呼ぶアキラ。
「あぁ…」
その笑顔にどきっとしながらアキラに引かれ歩き出す…
不意にアキラが…
「フェラしょっか…お前こんなにさせちゃったし…」
嘘をつくという罪悪感から、なにかしたい気持ちになるアキラ…
そっと囁く…
「えっいや、それは…」
嬉しい申し出だが…どきっとして慌てるみずき…
「遠慮すんなよ…久しぶりだし、滅多にないぜ、オレの奉仕!」
ウインクなどしながら言うアキラ…
その可愛さに、かぁっとなって鼻血がでそうになるみずき…
「あ、あぁ…」
なんとか平静を装い頷く…
「ん…」
アキラは満足したように頷き寝室へと入る。
犬達は、寝室へは入らないようしつけているので、二人を見送ったあとソファへと戻っていった…
寝室に着いた二人…
アキラに手を引かれ、ベッドの近くまでくるみずき…
「座ってみずき…」
微笑んでアキラは促す。
言われるままベッドサイドヘ腰をおろすみずき…
アキラは立ったまま、見下ろすカタチで‥両手をみずきの頬に触れさせ…
「みずき…」
そっと名前を呼んで口付けするアキラ。
「アキラ…」
みずきはドキドキしながら…
アキラのキスを受け入れる。
「ふふ、みずき…ごめんな、」
不意に笑って謝るアキラ。
「え…?」
首を傾げるみずき。
「真面目なみずき…からかうばっかりして…」
そんなみずきの背中にそっと腕をまわし…身体を寄せながら耳元で答える。
「え、いや、そんなことは…」
そんなアキラにドキドキしっぱなしのみずき…
「ホント……ごめんな…」
薄く微笑みながら囁くアキラ…
からかう時とはやや違う声のトーンで…もう一度謝る。
みずきの…本当の願いを叶えてやれなくて…
また、嘘をついて…
「……アキラ?」
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