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やり直せばいい。
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「あの那谷さん、実はプレゼント買ってたんです…」
「え」
「記念日です。ネクタイをプレゼントしようと」
「マジ?」
「那谷さんは忘れてたみたいですけどね」
「だから悪かったって。明日休みだろ?一日やり直ししよう。記念日の」
「え」
「俺からも何か買う。」
「いやいや!いいですっ」
「なんで…」
「や、だって…その…」
「決まり。明日は出掛ける。な?」
「はい…」
「あ、じゃあ明日一回家に帰っていいですか?着替えとプレゼント…」
「うん。じゃあ2日泊まれ。」
「え」
「わかったか?」
「え、いやその…」
「はい、飯」
ポンと出されたのはチャーハンだった
「簡単なやつしかできなかったけど」
「あ、ありがとうございます」
チャーハンはすごく美味しかった。
「なあ、男と付き合うの初めてなんだよな?」
「そ、うです…」
「ほんとにこの前は急いで悪かったな」
「へ!?あ、大丈夫ですっ」
「なあ」
「はい」
恥ずかしくて下を向いてまま話をしてる。
「俺に抱かれるのは嫌か?」
「…え?」
那谷さんを見る。
「まだ、怖いか?」
まっすぐ、優しい目で見つめてくる。
「抱かれ…?」
「優しくするから。」
「えっと…」
「嫌な事はしないし。」
「そ、その…えっと…」
「冬弥?」
「…今からですか…?」
「今からでも、明日でも。」
「っ…」
那谷さんの顔が近づく
「キスしていい?」
「…は、い。」
短いキス。
「那谷さんあの、ん…ぅん…ゃあ…んんむん…ぁん…
長くて深いキス
久しぶりの痺れるようなキスだ
「冬弥?」
「那谷さん…」
また小さなキスをする。
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