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驚き!
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え、えぇ…えぇぇえー!!
お見合い相手って鏑木?!まじか!つかこいつも相手知らされてないパターンか!
母さんたちを見てみるとGJと親指立ててニヤニヤしてたGJじゃねーよGJじゃ。
「夢路、こちらは母さんがお世話になってる早川雪絵さんよ楓くんのお母さん」
「遅れてすみません。初めまして鏑木夢路です、よろしくお願いします」
「よろしくね夢路くん」
母さんが微笑むと鏑木も頬を紅くして照れてる…うん、分かるよ自慢じゃないけど母さんは美人だしな!
父さんもかっこいいのにどうして俺は2人の遺伝を受け継がなかったんだろうと思う神様ひどいよね、うん。
「母さんたちは向こうに居るからあなた達2人で楽しみなさい?」
「じゃあね!」
えぇえー!!そりゃないよ!母さんんん!
俺、鏑木と同じクラスだけど一回も会話したことねぇーし!
『何か悪い…断ろうと思ったんだけど…』
「いや、俺のおふくろも悪い…はぁ…」
断ろうと思ったけど母さんの黒い笑みで断れなかった!とは言えない!いいたいけど!
チラッと鏑木を見るとやはりかっこいいと思う
顔も整ってて声もいい感じの低さだし…身長も高い…俺が女子だったら惚れてたね
こりゃ女子や男子にも人気だよなぁ分かる気がする
「とりあえず座るか…」
『あ、あぁ…』
2人で向かい合わせに座りながら沈黙が続く…会話がないどうしてだっ!
誰でもいいから助けてぇぇえ
なんて思ってたら鏑木が言葉を紡ぐ
「俺さ…本当はお前と話してみたかったんだ」
『え…お、俺と?』
な ん だ と ?
俺と話してみたかったってそりゃ確かに俺は目立たないし…むしろ学校じゃ地味な部類に入るだろうそれなのに俺とって…何じゃそりゃ!
「いつも1人で居るだろ?だから…気になってさ」
『あぁ…』
それで気になってたのか。
確かにクラスには友人は居ないが隣のクラスには居る。
それに基本1人が好きだから友人がいても1人行動の方が多くなるんだよなぁ
「1人で行動してるから気になってたなんてきっと俺の口実だろうな…」
『え、ぁ…え?』
フッと目を伏せて微笑む鏑木はかっこいい…男の俺でも見惚れるくらいだ
平凡な俺と学校一モテる鏑木だから世界が違うと思ってたけど
っていうかほんとに驚き…
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