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泡沫の恋 東西⑴
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HRが終わって帰る準備をしていたら教室のドアが勢いよく開いた
「旭さん!!!!」
「わぁ!…もうやめろよ西ノ谷…びっくりするだろ…」
「部活、行きましょ」
「…逃げないから、大丈夫だから」
毎日毎日飽きないなあ
逃げないって言ってるのに
俺は多分きっと西ノ谷に対してよくない感情を抱いてる
毎日毎日旭さん!旭さん!って教室まで来て、一緒に部活にいく
最初はかわいい後輩、だった
これが恋だと気づいたのはいつからだろう
でもこの気持ちを伝えるつもりはない
崩れるくらいなら、このままでいい
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