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過去編です7
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ー現在ー
「ふっ、悠斗ちゃん……会いたいな……」
目の前が涙で霞んだ
それを誤魔化すようにお酒を一気飲みしてみた
こう、思い返してみても、あの少年の記憶は戻ってきていない
顔は覚えている、あの顔だけは。
ただ、言葉は思い出せても声は思い出せなかった
アイツの雰囲気などは、うっすらとだが覚えている
でも、もうあいつも覚えてないこと
秋の話に聞けば、同じように忘れているようで、憎しみはあれど恐怖は感じてはいなかった
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