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俺はバレないように動いていた。
親父の会社の手伝いをしつつ、信頼できる友人をあたり、自分の会社設立を目論んでいた。
これには当然、京佑にも入ってもらうつもりだった。
しかし、まだどうなるかわからない会社に恋人を巻き込むわけにはいかない。
もしダメになったら…と考えると京佑に話すのは会社が軌道に乗ってからにしようと思っていた。
巻き込んだ友人には申し訳ないけど。
そんなとき、京佑が大手企業の内定を受けたと聞いた。
本人からじゃないのが切ないところだが。
嬉しいけど複雑。
絶対、成功させてみせる。
京佑を囲いこむ準備は着々と出来上がっていた。
けれどそれと同時に終わりがすぐそこまでやってきていた。
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