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「誰かに殴られたんだね…可哀想に…」
晶は俺の右頬を優しく撫でた。
と思いきや、激しく平手打ちをされた。
「んぅっ!」
少し違うが、傷口に塩。といったところか。
昨日殴られて腫れている頬に、平手打ちを食らわされた。
目がチカチカするほど痛い。
「俺以外に殴られてんじゃねぇよ…クソ犬」
こんなに口悪かったっけ、こいつ。
そう思っていると、首に何かつけられた。
…首輪だ。しかも鎖の付いた。
「俺、猫より犬派なんだよね〜。でね、犬って飼い主に忠実じゃなきゃいけないと思うんだ…だからね、少し準備させて?」
晶は鎖を引っ張って、顔を近づける。
「暁…おやすみ」
俺の意識はそこで途絶えた。
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