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番外編・4人のハロウィン side友也
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「「…なんでこんな事に…!!」」
アタシの目の前で、文句を垂れ流している似た者2人。
時雨君と湊君。
指相撲の罰ゲームとして台詞を言わせようとしたけれど、よく考えたら台詞が思いつかない。
というわけで、今2人には絡んで貰っている。
…絡みという名のポージングね。
ミイラ男っぽいポーズをしてもらったり、狼男に猫のポーズしてもらったり。
その度に写真を撮って、悶えているアタシ。
「ねぇ侑君!助けてよ〜…」
「兄さ~ん…」
遂に2人がヘルプを求めたけれど、侑君は無視。
なぜなら、侑君は2人を楽しんで見ているから。
「もー、可愛い~っ!今度は抱きついてみて!」
「「…勘弁して下さい…」」
よくよく考えれば、2人がアタシの命令に従う絶対的な理由はないわけだけど、そこは似た者2人。
どちらかが降りるまで自分は降りないと思ってるみたい。
「…2人とも、面白…」
2人に聞こえない様に、侑君が後ろで笑ってる。
「安心して!後で2人に焼き増しして渡すから!」
「いりません!」「いらない!」
ハロウィンって、やっぱり楽しくていいわね。
end
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