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昼休みに日向が俊平と同じクラスの数人の男子と昼ご飯を食べていたら、佑斗が現れた。
「日向。」
「あ。佑斗。どうしたんだ?飯は?」
日向は滅多に来ない佑斗が、まだ皆がご飯を食べている時間に来たことに驚いた。
「もう食べたよ。急にごめんね。」
「いや、いいけど。どうしたんだ?何かあったのか?」
「いや、何もないけど。あぁ・・何もないわけじゃないんだけど・・」
珍しく佑斗が焦っているように見えた。
日向が首を傾げると少し困ったような表情になった。
「ごめんね。急いでて・・」
「うん・・・大丈夫か?」
余裕のない佑斗に心配になる。
「ありがとう。大丈夫。」
ニコッと笑う佑斗に少し安心した。
「それでね、放課後もちょっとバタバタしそうだから今日は勉強見てあげられそうにないかもしれない。だから先に帰ってて?」
「俺待っとくよ?」
今日は特に用事もない日向は待ってると言ったのだが。
「何時に終わるかわからないし、明日は見てあげれらるから、わからないところを復習しとくこと。」
「う"っ・・・」
「いいね?」
念を押すように言われ返事をするしかない日向。
「はぁぁぁい・・・」
「よし。イイコ。」
くすくす笑って日向の頭を一撫ですると佑斗は教室を去って行った。
佑斗が出て行った後、教室では女子の黄色い悲鳴が響いたという。
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