アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
無気力な彼らのお祝い ※流血
-
現在時刻 午後4時半
「やめてよ赤葦!俺死んじゃう!」
「ショタが何言ってんだ。いける。ムッツリならいけるよ研磨」
「それは赤葦の方でしょ!」
今の状況を一言で表すなら、「まずい事になった」と言うべきである。眼中にホモというものしかない赤葦が、
『取り敢えず練習しないと日向を傷付けちゃうから研磨が実験台となり犠牲になってくれ』
と言われ、今このようになってしまった。言うまでもないが、勿論断った。その研磨の態度に赤葦が何と言ったのかはご想像にお任せする。
「なんでッ…おかしいってこんなの。赤葦!」
「大丈夫だって。研磨の尻も犯して日向の尻も犯せば一石二鳥でしょ」
「二の舞って言葉知ってる?赤葦」
その直後、危機を感じた研磨が爪を立てた。
猫のように尖った5本の指で、赤葦の顔を引っ掻きまくる。危機的状況なのだから仕方がない、と心で良心を傷付けながら尚も赤葦の顔をめちゃめちゃにする。
いつしかグロテスクな景色に変わってしまったベッドの上は、薄い血が飛び散っていた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
11 / 247