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ヤサシイエガオ
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彼はこんな俺の姿を見て、戸惑っている。
無理もない。
初対面のクラスメイトが、目の前で射精し、未だに喘いでいるのだから。
「その…ごめんな。」
気まずい空気が漂っているなか、彼は俺に謝罪してきた。何故そのような事をするのか、俺には理解できない。
「俺、たぶん何かしたんだよね。」
彼が何を言ってるのか、聞き取れない。
とりあえず俺は、ローターをどうにかしようとズボンと下着を脱ぎ、彼がいるのにもかかわらずローターを取り出そうとした。
それを見ていた彼は、俺の側に来た。
あぁ、俺、コイツにも犯されるのか。
もう、別にどうでもよくなった。
だからローターを取り出すのを諦めて、彼の方を向いた。
「ソレ、取ってあげようか?」
どうせローターを取り出したら俺を犯すのだろう。どうせ彼もアイツラと一緒なんだろう。どうせ俺なんか性処理の道具なんだろう。
彼は俺をうつ伏せにさせ、蕾のなかのローターを取り出した。
「とりあえず今日は帰ろうか。こんな状態で教室に行くのもいやでしょ?」
彼の言葉に驚いて、俺は顔を上げる。
目の前には、教室で見た時よりもずっと優しい笑顔をした彼がいた。
「俺、送ってくよ。」
俺は首を横に振ることしかできなかった。
だって…
コレ以上優シクサレタラ、モット優シクサレタクナッチャウ。
俺は、彼とはこれ以上関わってはいけないと思い、脱ぎ捨てたズボンと下着をはいて保健室から出る。
今日はもう、帰ろうかな。
教室にカバンをとりに行ってから、俺は家に帰った。
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