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押し飛ばされる
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「お邪魔します。」
「だから、邪魔じゃないって」
「えっ?」
賢人の恐る恐る言う姿が可愛くて、少しイジメてしまった。
じゃあなんて言えばいいんだろうと言うように賢人は、口をパクパクさせている。
「「お兄ちゃあぁぁーーーーーんっ!」」
帰ってきた俺に気づくと、叫んで飛びついて来る姫華と姫乃を軽くあやす。
「妹の姫華と姫乃。騒がしい双子だよ。」
「妹がいたのですね。羨ましいです。」
「あれ?言ってなかったっけ?俺は、姉二人と妹三人に挟まれた六人兄妹なんだ。
賢人は、兄妹とかいないの?一人っ子?」
そう言うと、賢人は一瞬暗い顔をしてすぐに何も言わずに元の顔に戻っていた。
兄妹ワードは、NGなのかな?
「ちょっと!早くこっち来なさいよ!あんたのこと待ってたんだからね!」
「あ、ごめん。」
聖蘭が怒っているの聞いて、必死で謝る俺。
賢人の前で…。
「妹さんですか?」
「うん。三女の聖蘭。
あ、ツンデレだから気にしないで(ヒソヒソ)」
「聖蘭です。いつも兄がお世話になってます。」
「ありす、どこがツンデレなんですか?」
「ちょっ、声に出すな」
だって、言ったらー、
「だれがツンデレだってーー?!」
ほら、聖蘭が怒った!!
ガンッッッ
怒った聖蘭に背中を思いっきり押され、思いっきりドアを押しのけおもいっきりリビングまで飛ばされた。
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