アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
隙を魅せて。53
-
「んっふ」
「っあ、ん…ふっま、待っ」
「待たない」
時間は掛かったものの類の家に辿り着くと靴も脱がず玄関先で口付けを交わす
「だから、ここじゃ嫌だって!風呂入らせろっ」
「我慢できない」
「っ」
「文句なら後で聞くから…」
「バカ、焦るなよ…俺だって我慢出来ないんだ、せめてベッド連れてけ」
「…了解」
―――――――…
「心咲さん、好きです」
「っ、なんだよ」
「前まで俺のこと嫌ってたアンタが今じゃ俺とこうしてベッドに居るから…嬉しくて」
「馬鹿、今その話持ち出すなよ」
「情とか卑屈になってるだけなんじゃないかってたまに不安になる…」
「情なんかでプライド捨てて抱かれてやる謂れはねぇよ」
情や卑屈だけなら今ここに居る俺は何だっての…馬鹿
「確かに最初は本当嫌だった、慣れてなかったってのも理由になるけど単純にストレートに物事を伝えてくるお前が苦手だったから」
「じゃあどうして?」
「っ…お前に高校の時の話した辺りから少しずつほだされてた」
「それって、結構前じゃん」
「だから、俺はちゃんと…お前が好きだ」
二度とは言わない大告白に恥ずかしさで顔を逸らす。
そうしていると類は優しく心咲を抱き締める
心臓の音が伝わりそうで余計に顔を赤くさせるが押し退けることはしない
「心咲さん」
「っ」
「あんたを好きで良かった」
「っ!馬鹿…も」
「あぁそろそろ俺もキツい」
高まった感情でどちらともなく口づけを交わす
「ん、ぁ…っ」
「ふ、…は…心咲さん、一回イっとく?」
「い、から早く…」
小さくなりながらも必死に類の愛撫に堪える心咲の限界を悟ると一度出すよう促してみるももの理性を保つだけで精一杯な応えが帰ってくる
「っても解さねぇと入らねぇだろ、少し我慢できる?」
「ぁ、い…一緒にっ」
「そういうの、止まらなくなるから…止めて下さい心咲さん」
苦し気に心咲の後孔を広げる類は心咲の言葉に冗談混じりで返す
「っあ、ふ……んっ」
「なんか感度よくなってない?」
「誰のせいだよっあ」
「俺…かな」
「あ!っ…く」
「気持ちいい?」
「っ分かる、だろ」
「あぁ…分かる、すっげぇ興奮する」
「そういうの!っぁ…」
類の一語一語が身体中に響いて過敏な後孔を刺激する
「ごめん、俺が我慢出来なくなった」
「あっ?!ふ、あ…ぁう、ん!」
「ゆっくり息して…」
「あ、っあ…―あ」
「心咲さん…ごめん」
「っ…類」
「ん?」
「俺のこと、好きになってくれてありがと」
「何今更なこと言ってんだよ、悪いけど昔もこれからもあんたを幸せに出来るのは俺だけだ」
心咲の一言に途中まで入った類自身を休めると真剣な顔をして応える
「バカ…」
「!」
“一生敵わない”
微笑みながら背に腕を回す心咲に口付けをすると途中までで止まっていた自身を奥まで射し込む
「っぁ!」
「はぁ、本当心咲さんの中…すっげぇいいっ」
「ふぁっ、あ」
射し込む反動で内壁を擦るとたまらず心咲は類の背中に傷をつける
「…動くよ?」
「ぅ、あぁ…」
ゆっくりと律動を繰り返し確実にイイトコばかりを刺激する
もどかしくも激しい快楽を与えられた心咲は更に濃く類の背に傷を刻んでいく
「あ、っあ…ん!ぁ」
「…いぃよ、心咲さんっ」
「ぅあ、も…俺…っ」
「いいぜ、出せよっ」
「あ、あっ…類、んっ」
「なん、だよ」
「全部…っあ、出しッッ中に…類っ」
「っ!っわれなくても、限界っ…く!」
瞬間達する心咲は類を思いきり抱き締める
そして心咲の締め付けで類も同時に中で達した
「っあ……っなに?」
「ごめ、無理っも、かい」
「だ、いま…イったば、かり俺っあ、ん!」
「後で、殴ってくれて構わないからっ…抑え、効かねぇ…っ」
「ダメそこっイ、く!ひぁあっあ―」
「心咲…っ!」
ビクンッ
「っ!ンああぁあっ」
っ今、こいつ……俺のことを名前でっ
「あ、類…」
「ごめ…辛かったよな、抑え効かなくて…悪いまだ抜けねぇ」
「いぃ、俺も…お前のこと感じてたい」
同じタイミングで達すると類は心咲を抱き締める
それを感じると息を切らす心咲も類の背中に腕を回し抱き寄せた
「すっげぇ殺し文句な…んなこと言われたら止まんなくなるだろ」
「っ…止めんなよ」
「え」
「言っただろ、お前にめちゃくちゃにされたい…って」
「たく、嫌だっつっても止めねぇからな」
「あぁ…お前の好きにして」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
53 / 56