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「明日、委員会でかえるの遅くなるんだ。だから、海斗は先帰ってていいよ」
「いや。颯危なっかしいし、まってるよ」
「なんだよそれ~」
学校からの帰り道、電車に乗ると彼らがいた。
見ていると、とたんに気分が悪くなった。
そして思う。
この想いは、本当に恋の範疇に収まっているんだろうか、と。
僕は、たまに自分でも驚くほどに海斗への執着を見せる。
『これは依存ではないのか』
そう、僕の中の誰かが訴えかてくるほど。
でも、僕は否定する。
違う!
だって僕は、海斗を見るとドキドキするし、
海斗のためにだったら、命だってあげられる!
それの、どこが依存だっていうの?!
僕は、海斗が好きなだけだ・・・
そう、自分に言い訳して。
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