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大我ver
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「あぁ…ダリィな…」
重い制服を適当に着ながら俺は思わずぼやいた
思い出すのは昨日のこと
昨夜センコーから何回か電話が掛かってきた
内容は「早く学校に来い」下らねぇと思った
誰が行くかよ、と思ったがさすがに今日は行かねぇとセンコーがうるさい
(…SHRが終わったら保健室にでも行くか…)
ダラダラと校門に凭れ掛かってバカみてぇに騒ぐ周りの生徒をぼうっと見ていた
(朝っぱらから何でこんなにこいつらは元気なんだ?)
うるせぇ声が頭に響いて気持ちが悪い
俺は余程機嫌の悪い顔をしていたのかそれとも睨みつけていたのか…
騒いでいた生徒達が俺を見るなり「ヒッ!」と小さく叫び声を上げ、走って行ってしまった
…何やら複雑だ
「…ん?」
ふと何やら騒がしい声がまた聞こえた
騒がしいといっても誰かが叫んだりしているものではない
皆何やら口々に何かを言ってそれがザワザワと、辺りにざわめきを立てている
興奮して中には女のように黄色い声をあげているものがいれば見蕩れている者もいる
(何だ…?)
俺は気になり視線の先を見た
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