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出せ!! 4
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寒い。
全裸でベッドに固定されて、冷房をガンガン効かされている。一種の拷問かあの野郎。
「っは…さむ…」
生まれはこれでも東北だから、少しくらいは平気だった。だが、今は状況が違う。
寒い。死ぬ。
でも、あいつをご主人様とか死んでも呼びたくない。
「強情な奴だな」
「!みつるぎ…」
「ご主人様、だろ」
「呼ぶかばーか」
「これでも?」
目の前で、冷房の温度を一気に下げられる。しかも、ギリギリ手の届かない所にリモコンを置いて、代わりに俺の身体に霧吹きかなんかで水を満遍なく吹きかけていった。
「うわっ」
「水に濡れて、風を浴びるとどうなると思う?」
知ってる。そんな事。
お構いなしに、ミツルギは俺のヤツになにやら括り付けている。
「オモチャは初めてか?あぁ、勝手にイかないように縛っておかないとな」
根元をきつく縛られ、リモコンは別なのかミツルギがポケットに入れた。
「時間はやろう。俺はこれから撮影だからな」
「待っ…」
目の前で部屋に鍵をかけられ、極寒の中に閉じ込められた事を身に染みて感じた。
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