アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
新編6
-
前回のあらすじ・・下駄箱でキス
キスがあんまりにも長いから息がだんだん苦しくなって思わず石川くんの肩を手で押して
「ハァハァ…ちょっと…苦しい…」
と言うと石川くんは
「えっあ、ごめんごめん光ちゃん
あんまりにもかわいいから理性なくしちゃったよ笑
大丈夫?」
とはにかみながら聞いてきた
私が大丈夫だよと答えると石川くんは
よかったぁー!とにこにこしていた
その笑顔の方が私なんかよりよっぽど可愛らしいのに…
石川くんはワンコ系とニャンコ系を足して二で割ったみたいなタイプだと思う
ワンコ系の雄々しさとニャンコ系の可愛らしさを兼ね備えてる、まさに天使にしか私には見えない
でも石川くんは私の方が天使っていう
かわいいって言ってくれる
正直言ってわからない
こんなぽっちゃりしたかわいげのない人間をどうしてかわいいと思うのか
でも…石川くんにほめられるのは気持ちいい…
あっいや別に性的な意味じゃなくて、いや性的な意味でもあるけど、そそそうじゃなくて
…私は何をテンパんてんだか
なんて思いながら靴を履きかえていると
先に履きかえ終わった石川くんが後ろから抱きついて
「大丈夫?お靴脱ぎ脱ぎ手伝うよ?」
と言ってきた
うれしいし石川くんと密着しているせいで体が熱い
でも前に手伝われた時に靴の匂い嗅がれたり靴どころか服も脱ぎ脱ぎさせられたから絶対だめだけどね笑
石川くんの手を借りないで靴を履きかえ教室に入る
ここで石川くんとは一旦お別れ
廊下だからあんまり大っぴらにいちゃいちゃできないけど私は周りにバレないようにそっと触れるだけのキスをして教室に入った
あんまりにも恥ずかしくて石川くんの顔を見れなかった…
続きます
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
56 / 58