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岩及 及川さんはドMである
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「及川。それは何だ。」
「……縄と布。」
俺は岩泉一。こいつはイケメンとは名ばかりの青城バレー部キャプテンのくそ川だ。あ、本名は及川徹な。
自主練が終わるまで待って欲しいなんて珍しく言われて待たされ、手伝って欲しいと言われて何かと思っていたらこれだ。
縄と布を持って俺の前に座る及川。
「おいくそ川、手伝うって何をだ。」
「…SMプレイ。」
上目遣いでとんでもないことをぶっ混んできたくそ川。
「あ"?」
俺は固まった。
こいつは何を言ってんだ?
「お願い岩ちゃん。」
上目遣いの及川。
デコピンしますか? >>はい
いいえ
とりあえず、デコピンしよう。
思いっきり及川のおでこにデコピンする。
「…っ!いたいよ岩ちゃん……。」
……!?ゾワッ
何か反応が違うぞ。こいつほんとに及川か?
多分いつもなら。
『ちょ!痛いんだけど岩ちゃん。及川さんの顔に傷がついたらどーするのー!』
こんな感じだ。
おかしい。
絶対におかしい。
「岩ちゃん…お願い。」
ウッ………。
今更言うが俺はかなり及川が好きだ。及川が言うなら手伝いたいがSMプレイってどうやってやるんだ?
俺は及川を押し倒す。
「あっ…。」
縄と布を奪い取り、とりあえず布で目隠しをしそのまま放置する。
「岩ちゃ…ん。」
ゾクゾクッ
背筋がゾクッとして変な気分になる。
放置している間に携帯で"SMプレイ"と検索をかける。はじめて携帯でこの手の内容を調べた。
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