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レアな顔
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「何?ヤキモチ?」
「なんでそうなんだよ!
違うわ!性癖の問題だ!男同士だぞ?!わかってんのか?!世間一般でいう“普通”といわれるものとは違う。
男は使うとこ違うんだぞ!胸ないんだぞ!触っても柔らかくないんだぞ!
周囲の目だってあるんだ!子どもだって産めやしない!
“恋人”としてじゃなくて“幼馴染み”としてそばにいる方がどう考えたっていいだろ!」
「…………」
確かに浩介みたいな人はいるだろうけど…桃華ちゃんみたいな人たちもいるのかもしれないけど…
それに俺は女の子が好きだ!桃華ちゃんはやっぱりドストライクなの!
ってなんで顔赤くしてんだよ!超レアなんだから隠すな!見せろ!写真撮らせろ!絶対売れるから!
頬を包んでいた手が離れたと思ったら、今度は背中にまわってきた。
「もーほんとムカつく
バカ猿のくせにどんだけ俺を惚れさす気なの?」
なっ!
ほっ?!今のどこにそんな要素がある?!
「お前を性欲処理に使わなきゃいけねぇほど飢えちゃいねぇし、もっと手軽な相手すぐに見つけられるわバカ猿」
ムカッ――――!
悪かったな!手軽じゃないレベルの低い奴でよ!
「………………
人の事襲ってきたくせに…」
疲れたのと顔を見て言えなくてすぐ近くにあった肩口に頬を乗っけると、いい感じにフィットして睡魔が襲ってきた。
あ、やばい…眠くなってきた
「あれは紛らわしい事言ったお前が悪い。それに好きなんだからセーフだ
そういえば結局何だったんだよ告白の内容」
何がセーフだよ…アウトだわガッツリアウトしてるから……
「別に……圭太には関係…ない……」
「またそれか……はやく吐け」
でっけーため息…
ぐりぐりと頭を撫でられてる
「やー……」
あー
頭撫でられるの意外と気持ちいいかも…
「じゃないと…
ディープキスするぞー」
「んー…」
ディー…?なに?
ダメだ…
なんて言ってるのか聞こえない
もういいや……
寝…る……
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