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レクリエーション
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「長谷……悪い事は言わん
レーちゃんは止めときぃ
死にとーなかったら…な」
ポンッと長谷の肩に手を置く浩介は止めとけよと念を押していた。
とりあえずこれ以上変なちょっかい出されないようにしてくれてるのはいいけど、俺怒ったからってさすがに死ぬようなことしないぞ?
まぁ朝よりは痛い目にあってもらうけど
「ほらそこ!早く並べ!」
先生の声が宴会場に響き渡る。
あぁあ…
長谷が余計なちょっかい出すから遅れちまったじゃねぇか
つか風呂入った後にレクリエーションの時間組み込むなよな
去年と同じ愚痴を心の中でもらしながら、並ぶ。
俺らの後にも数人入ってきて、先生の話に始まりゲーム説明、そしてゲームが始まった。
いくつかの宴会場に分かれているとはいえ、人数が人数なだけに意外と楽しい。
それに考え事する暇がなくなるのはいいことか…
「浩介、ちょっとトイレ」
「僕はトイレちゃうよ」
……
しれっと当たり前の事を答えられて、ガクッと肩が落ちる。
「あのねぇ…トイレ行ってくるって意味だってわかってるでしょ」
「フフッ
わかっとるよ。いってら~」
ひらひらと手を振って送り出された。
徹先輩にも早く戻って来いよと声を掛けられた。
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