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「あの~…
一応聞きますけど、どうして俺なんでしょうか?俺何かしましたか?」
分かってるけど、聞くよ
時間稼ぎにもならないだろうけど
「わかってて聞くなんてズルい子だねぇ
そりゃあもちろん決まってるじゃん
俺たち君の彼氏くんに女の子どころか彼女まで奪われてねぇ
こいつは彼氏くんのせいで停学までくらっちゃってさぁ」
赤髪がこいつといって金髪の肩を組んだ。
「その恨みを晴らすためだよ」
まぁそんなとこだろうとは思ったわ
つか彼氏じゃねぇし
「他にも同じような奴がいたみたいだけど、みんな返り討ちに遭ったみたいでさぁ…
それならって一番そばにいる君を標的にしたりしたやつもいるみたいだけど、結局失敗に終わって…」
「だから俺たちも考えたんだよ
君が1人になった時、しかもあいつがすぐにこっちに来れない状況をいつも狙ってたってわけ」
それが今だと…?
まぁある意味正解…か…
圭太は多分レクリエーションから抜け出せない。周りがきっと離さない…
「長かったよぉ…
お前にはいつもあいつがいて、いないときはオトモダチがずっといて…
それも無くなったと思ったら君はいつも人が多いとこにいるからうかつに手も出せない。
それどころか狙ってるのばれかけてさぁ、わざわざ牽制かけてきたんだぜ?
隙がないったらありゃしない。
君、ホントに愛されてんだな
キモイけど」
………………
確かに冬にはリンチに遭う事もなくなった…そのリンチもいつも寸前のところで助かった……
圭太を待つ時も特に気にしてなかったけど、人のいるとこで待つようになったのも圭太に言われたからで…
あいつが自分のために俺を傍に置いてると思ってたけど、違ったのか?
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