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自分が恥ずかしい
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「いや…ほんと悪かったとは思うで?
そやけど、待ってたところで終わりそうにないし、僕らもここで勉強することOKしてもろたさかいさっさと終わらして自由時間獲得しよらよ。な?」
机を囲んで、俺は座布団と布団をクッションにして課題に励んでいるのだが……
ハッキリ言って気まずい空気がすっごく漂ってる。
俺は一体何をしてたんだ…!!
いや、確かに安心したんだけど…
だからそうではなく!だからといってなに自分から抱き付いてんだバカタレ!!
「浩介も浩介だ
なんで俺に内緒にしとくんだよ」
あの男たちも言ってた。圭太がいないときは必ず浩介がいるって
2人で秘密にするとかズルい…
「え?だって…」
何故かちらりと圭太を見た。けど圭太はなぜかむくれながら課題に目をやったまま顔をあげようとしない。
「いやぁでもよかったよかった
やっと付き合ったんやな」
浩介がケラケラと笑いながらそんなことを言った。
「は?」
「「え?」」
「誰と誰が付き合ったんだよ」
四つの目が勢いよく俺を凝視した。
………………
「え?なに?」
「えっと…
あれ?君ら抱き合って寝とったよね?」
抱き合って……寝………
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