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長谷の顔は当分見たくない……
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「え?今晩もここで寝たい?」
俺の話を聞いた徹先輩が驚いた声をあげた。
「はい…
もう身体はほぼ大丈夫なんですが…
今戻ったら確実にボコボコにしてしまう奴がいるんです」
半分冗談だし、あいつが悪いわけじゃないけど、あの三人組が俺をレイプしようとしたもともとの原因。
それはあいつが廊下であんなことをしたから…ということをあいつらは匂わせてた。
そもそもリンチは免れなかったかもしれないけど、レイプはされなかったはず。
そう思うと、今にも拳があいつの顔面に飛んでいきそう。
飛ばなくても今は顔見たくない。
俺の握りこぶしに苦笑いをこぼした先輩。
「ボコボコって…
まぁ別に大丈夫だろうからいいよ
ちゃんと宇佐美くんに連絡しとくんだよ」
すごいな…
徹先輩に言うとなんでもなんとかなる。
「ありがとうございます!」
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「おい…離れろよ」
「ん?なんで?」
「暑苦しい。手が重い。うざい。」
「何言ってんだよ
怖かったって抱き付きに来たのそっちだろ?」
「~~~~!!!
それは朝の話だろ!今はお前が怖いわ!」
助けてください徹先輩。職権乱用して夜這いしに来てますこの魔王様。
ホントに…
ホントにいつの間にか…
ごく自然に…当然のように部屋に居座って何故かまた抱きしめられて寝ていた。
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