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帰宅後、シャワーを浴びて着替えた俺は体育館へ向かう。
体育館ではボールの弾む音と靴が床を擦る音が響き、俺も靴を履き、その音の中へと入っていく。
体育館を見渡すが、まだ先生の姿はなかった。
しばらくして、女子バスケの顧問が来るとキャプテンに何かを伝えていく
「集合っ」
そんなキャプテンの声に全員集合すると
「あー、何か坂上先生が具合が悪いみたいで今日来られないって、練習メニュー聞いてあるから、始めるぞ」
あ…俺のせい…かな?
帰り様子見に行くか。
流石にやり過ぎたかな。
そんな事を思いながらバスケをした。
帰り道、コンビニに寄って今も起きられないだろう先生に、飲み物と軽く食事と思いサンドウィッチを買って、先生の家に持って向かう。
きっとインターホンを押しても出て来られないだろうと、ドアに鍵が掛っていない事を確認し
『先生ー、入りますよー』
そう言って部屋の中へと入った。
部屋に入ると、寝室で寝ていると思っていた先生はしっかり着替えてリビングで珈琲を飲んでいて
『あれ? 先生、起きられたの?』
「…なんとかね」
『着替えて、何処か行くんだったの?』
「いや? 帰ってきたとこ。 誰かさんのおかげで腰は重たいけど、身体引きずって出掛けてきた」
『ハハッゴメンね、先生』
俺が笑って先生の隣に腰掛けると先生は
「笑ってんじゃねーよ」
そう言って俺の肩に拳を当てた。
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