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教室にて
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「はーぁ」
朝から嫌な人と話したなぁ……
「雛野くぅっん!最近付き合い悪いよお?遊ぼうよぉ、ウサギは寂しいと死んじゃうんだよ〜?」
あー、もっと嫌な人が来た。昨日カラオケ行ってあげたし、う、ウサギぃ?ウサギはもっと可愛いよ?
「だからぁ…今日…ダメぇ?」
お断りします。上目遣いって僕の趣味じゃないんだよね。
「あーー、ごめん今日も…」
「今日はヒナくん自分らと遊ぶけんねー!」
この声は…っ
「柊くん…と…っ!」
アキちゃあああああああああああ
「……え?嘘でしょ?」
そりゃ驚くよね。アキちゃんと柊くんって一応不良グループだもん。対して僕はチャラいグループ。
「雛野くん……この人たちとあんまりつるまない方が…」
余計なお世話ですね。心配どうも、ありがた迷惑です。
「この人たちって自分らのことか?えーー、そんな風に言われて悲しい、でっ!」
ドカァアン‼︎‼︎
柊くんは『でっ!』のところでそこらへんにある机を蹴り飛ばした。…てかそれ僕の机なんだけど…
「ひっ… もうっ何なの!もういいわ!」
あらら逃げちゃった。さーよーならーーー僕のせいじゃないよね?うん
「今日遊ぼうや」
「え?それ本気だったの?」
てっきり僕を助けるためかと…
「うんにゃ、さっき思いついた。」
自由か貴様は
「じゃあ、学校終わったら連絡頼むで〜」
「ちょ、そんな勝手に…」
断ろうとしたら…
「ダメか?」
…僕、上目遣いに弱いみたい。ただしアキちゃん限定。
そういえば、学校終わったらって…サボる気だな。まぁ僕には関係ありませんかっと。
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