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親睦会
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生徒会長side
「えーっと、俺は…赤の6番か」
巨大なスクリーンを見上げてから、辺りを見回す。みんなも相手を探しに行くようだ。
「きゃーっ!役員の皆様と一緒じゃないなんてぇ!」
「僕も!変わってほしい〜‼︎」
「きゃっ!先輩と一緒だなんて嬉しいですぅ!」
って、相変わらずかわいい子達の黄色の声が絶えず響いてる。
「よォ、千尋。お前何番だった?」
「あ、和孝。赤の6番だったよ、…お前らは参加できるんだっけ?風紀委員長だろ、和孝は。」
「ああ、風紀委員とペアが確定してるけどな、」
「そうか、無理を言ってすまない。本来ならば生徒会もそちらに援助を送りたいところなんだが、
今年は、理事長からの変更もあって、間に合わなかった。」
「ふっ、気にするな。それより一ついいか?峰山を見なかったか?千尋」
「え、峰先生?いや、まだ今日は一回も…」
「そうか、わかった。ありがとな、」
「?どうかしたのか?」
「いや、その……っ…実はな、」
なかなか深刻そうな顔をしている。
すると、ここでは大きな声で言えない話なのか、
くい、と服を摘まれ、耳元に和孝の息とともに言葉がすらすらと伝わってきた。
「えっ…」
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