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占い師編(7)
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3日目・夜 つづき
そこに立っていたのは、リオだった。
「リオ…?どうしてここに?」
「シンくんに占われて、追放されることになっちゃったから、お別れに来たよ。ふふふ、襲われるかと思った?」
「…リオ?」
昼間とはずいぶん雰囲気が違う。男装をしてないのもあるけど、もっとおどおどしてるイメージだったのに…。
「あー、楽しかった!それぞれのコテージに隠しカメラを仕込んでたから、帰ったら洋子ちゃんと一緒に鑑賞会やるんだ。オカくんやコウタくんがどんな風に調教されたのか、じーっくり見たい!」
「よかったな楽しそうで…。何しに来たんだ?そんな話しに来たんじゃないよな?」
「そんな話しに来たんだよ!島にいる間はずっと男のフリでできなかったからさー。正体知ってる人と、語っちゃいたいなと思って!腐男子くんが誰かわかればもっとよかったんだけどなー」
「俺、別にそういうの興味ないから…」
眠い。正直すごく寝たい。
「いーじゃん、もう!管理人さんが探しに来るまでの間だけ!」
「はあ…わかったよ」
「わーい!じゃあー、ユキナリくんって、攻めかな?受けかな?」
「え…あいつのことノンケって言ったの忘れたのか?」
「どうせ今頃襲われてるよ!そして朝になると、男が欲しくてたまらない体になっているのよ…!」
まあ…その可能性は否定できない。
「わたしは受けだといいな〜。プライドが高くて潔癖そうな人が乱暴に突っ込まれて喘いでる姿って…すごくいいよね」
「すごくどうでもいい」
「つれないなー。ちなみにシンくんは、どんな人がタイプなの?!」
「都合のいい金持ち」
「そ、そっか。そういや君はお金が全てだったよね…」
その後もリオは一方的にしゃべり続け、管理人がリオを見つけ出すころには、俺はくたくたになっていた。
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