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占い師編(9)
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4日目・夜
残り人数 4人
シン
ヤス
ヤマト
トモヤ
×オカ
×カズシゲ
×コウタ
×アツシ
×リオ
×ユキナリ
×タカシ
<ここまでで確定している役職>
・ノンケ軍団(シン以外は腐男子の可能性あり)
シン→占い師
コウタ
ユキナリ
オカ
カズシゲ
アツシ
・ゲイ軍団
タカシ→ゲイ
ヤマト→ゲイか腐男子
・腐女子軍団
リオ
・不明
ヤス
トモヤ
ちなみに…
スパイ→オカかコウタ
ボディーガード→不明
自分のコテージまで戻って、ため息をついた。
明らかにゲイであるタカシを追放したが、ノンケ側の勝利とはならなかった。つまりゲイはまだ残っているということだ。
現在の状況は、2パターン考えられる。
1つは、ゲイが1人、ノンケが3人(内占い師1人)のパターン。
2つは、ゲイが1人、腐男子が1人、ノンケが2人(内占い師1人)のパターン。
1つ目のパターンの場合は簡単だ。腐男子はこれまでノンケだと思っていた人の中の誰かだった。そして、ヤマトがゲイでほかの3人がノンケだ。今夜1人襲われてしまうことになるが、明日ヤマトを追放すればノンケの勝ちだ。
問題は、2つ目のパターンだ。
昼、ヤマトがゲイだと自白したのは、腐男子である自分を身代わりにし、残りのゲイ2人を守ることで、ゲイ側の勝ちに持っていくためである可能性が高い。つまり、ヤマトが腐男子で、ヤスかトモヤのどちらかがゲイだということになる。
この場合、明日はどうなってしまうのか。
もし今夜俺でないもう1人のノンケが襲われた場合、明日の昼に集まるのは、腐男子、ゲイ、俺ということになる。
これではノンケが負けてしまう。
俺がゲイ側でないのは明白だ。おそらく、腐男子とゲイは協力し、俺を追放するだろう。
とはいえ、俺が襲われた場合でも、多数決では負けているから、不利な状況に変わりはないのだが…。
どうせ負けるなら、襲われたくない。
バイトは日給とされていた。明日まで残っていた方が、給料は多くもらえるだろう。
それにやっぱり、襲われるのは…怖い。
さて、誰を占おう。
ヤマト、ヤス、トモヤ。
誰がゲイなんだろうか。
ヤマトはやっぱり、腐男子のように思える。
すると、ヤスかトモヤだ。
ゲイはなかなか頭がいい人物なんじゃないかと思う。
スパイが既にいなかったという幸運もあったけど、とても効率的にノンケ側を追い詰めているような感じがする。ボロもほとんど出ていない。
そうなると……
…でも、あいつはいいやつだ。
常に周りのことを気遣っていて、空気を良くしてくれる。俺が疑われている時も、とにかく公平に判断しようとしていた。
あいつが今まで俺を追い詰めてきたなんて、信じられない。
…信じたくない。
俺はベッドに横になり、目を閉じた。
お願いだ。
やっぱりお前はいいやつだった。ちょっとでも疑って悪かったな。
朝起きたとき、そう思いたいから、占わせてくれ。
ヤス…。
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