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占い師編(10)
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4日目・夜つづき
いつものように、カードが並んでいる。その枚数は、あと3枚だ。
真ん中にある、ヤスのカードを手に取る。
ドキドキしながら裏返すと、そこに書いてあったのは…
「おーい、シン!そろそろ起きろー」
遠くから、誰かの声が聞こえる。
なぜか痛む体に違和感を覚えながら目を覚ます。
「やっと起きた。おはよう」
真上にヤスの顔がある。
「なんでここに…」
「なんでか?決まってるだろ」
ヤスは俺のあごをつかんだ。
「シンを襲いに来たんだ」
「あ…ああ……」
怖くなって起き上がろうとするが、ヤスが乗っかっている上に、手足を縛られて動くことができない。
「後でタカシに叱られちゃうかもしれないな。俺が昼にシンに投票していれば、あそこでゲイ側の勝利だったんだけど」
「なんで、そうしなかったんだ?」
「1日延びたって、どうせこっちの勝ちなんだ。それなら、俺はシンとヤってから勝ちたい」
「そんな…」
ヤスは俺の唇をぺろりと舐めた。
「ははは。その表情、すごくいいね。初めて会った時から、シンとは絶対にヤリたいって思ってたんだ。顔、体つき、すごく好みだ」
「やめてくれ。俺はお前を友達だと…」
「そう思われるように振舞ってたからね。よりシンのことを知って、信頼してもらってからの方が、楽しそうじゃないか」
「くそっ…」
俺が睨みつけると、ヤスは嬉しそうに笑った。
「シンは、こういうこと、したことある?」
そう言ってヤスは俺に軽くキスをした。
「…今朝、した」
あまりに余裕そうなヤスに腹が立ち、思わず口にしてしまった。
「は?今朝?」
「今朝、ユキナリに無理矢理…」
ヤスはため息をついた。
「ああそう。だから来るのが遅かったのか」
ヤスの動きは急に乱暴になり、俺のズボンを縛られている足首のあたりまでガバッと下ろした。
「どこまでされた?ここは?」
俺のペニスをつかみ、やわやわと揉む。
「…っ、さ、されてない。初めてだ」
「…ふーん」
ヤスはそのまま、弱く揉み続ける。
ゆっくりと勃起していくのを感じる。
「あれ、大きくなってきたね。男に触られて気持ちよくなったの?」
「そんなんじゃ…」
なんとかして逃れようとするが、意識してしまうとどんどん快感にとらわれていく。
そのうち、俺はヤスの動きに物足りなさを感じるようになった。
「も、もうやめろよ、それ…」
「そんなにやめてほしいなら、しょうがないか」
「あっ…」
ヤスはパッと手を離し、何もせずに俺の顔を見つめた。
恥ずかしさに顔が火照る。
「ヤ、ヤス…」
「なあに?」
ヤスが俺の上から離れ、隣に寝転がった。
そして俺の顔を見つめながら、左手で俺の服のボタンを外していく。
何をされるのかわからない不安と期待で、鼓動が速くなる。
ヤスは俺の肌を撫で始めた。
「シンのお腹、スベスベだね」
「く、くすぐったいって」
「可愛いね」
ヤスの手はだんだん撫でる位置を変えていき、胸のあたりまで到達した。
「ユキナリは、ここ、触った?」
「あっ…さ、さわって、ない。ユキナリとは、キス、しただけ」
「そっか。それはよかった」
ヤスの手が、乳首を掠める。その度に、俺は恥ずかしい声をあげてしまう。
「シン、どうしたの?そんな声出して…ごめんね。嫌だったよね。触んないようにするね」
「んっ…」
ヤスはその言葉通り、乳首は触らず、その周りだけを重点的に撫でてくるようになった。
俺はもどかしさを感じ、乳首が指にあたるようにと、無意識に体を動かしていた。
「どうしたのかな?そんな風にもぞもぞして」
「なっ、なんでも…な…」
ヤスの指が乳輪をなぞる。
「いつのまにか、こっちもすごく大きくなってるね」
俺のペニスは完勃ちして、先端からはいやらしい汁が漏れていた。
ヤスはその汁をすくって俺の頬に塗りつけた。
羞恥心でわけがわからなくなりそうだ。
そうだ。俺は初めての体験に混乱してる。
混乱してるんだから、こんなことを口走ってしまっても、仕方がない。
「ヤス…お願い、触って」
ヤスはにっこりと笑った。
「詳しく言ってくれないとよくわからないな。どこを触ってほしいの?」
「あ……ち、乳首と、おちんちん…」
「ふーん。じゃあ、これでいい?」
ヤスは俺のペニスを軽く握って、乳首をツンと弾いた。
「ほら、触ってる」
「はっ…ち、ちがっ…」
「えー、よくわかんないなあ」
ヤスがニヤニヤしながら言う。
俺はもう我慢できなくなって、腰を上下に動かし、ヤスの手にペニスを擦り付けた。
「あっ、ああ…っ」
「シン、気持ちいいの?」
「きもちい…ヤスっ、き、きもちいいっ」
「動きにくそうだね。外してあげるよ」
ヤスは俺の手と足の拘束を解いた。
これで逃げられるようになったが、その気は全く湧いてこない。
腰を動かしたまま、ヤスのもう片方の手を取り、乳首の上で動かした。
「ははは。シン、自分で触ったほうがやりやすいんじゃないの?なんで俺の手使うの?」
「ヤ、ヤスに、触ってほしいから…」
「淫乱だな…」
その言葉に俺の体はぞくっとした。
「わかったよ。俺が触ってあげる」
そう言うと同時に、ヤスは俺に口づけ、ペニスと乳首を乱暴に扱いた。
ヤスの舌が浸入してくる。俺はそれに抵抗することなく、舌を絡ませた。
「あっ、ふうっ、んんっ…!」
今まで感じたことのない快感に支配され、俺はすぐにイってしまいそうになる。
しかし、ヤスはその気配を察知したのか、動きを止めてしまった。
「な、なんで…」
「もっと気持ちいいこと、したいだろ?」
ヤスは立ち上がり、服を脱ぎ捨てた。
自然と、下半身に目が行く。
「おっきい…」
「これを、どうしてほしい?」
一度も触られたことがないのに、お尻がうずいた。
「入れて。俺の中に突っ込んで、ガンガン突いてっ」
「ふふっ。わかったよ」
ヤスは俺の股を開き、穴に舌を這わせた。
「あっ、もっ、早く入れてっ」
「そう焦らないで。いきなり突っ込んで、痛い思いするのはシンだよ?」
「でも、もうむりっ」
俺はヤスの上にまたがると、ヤスの巨大なペニスめがけて腰を下ろした。
お尻が破けるような感覚がする。
「あああっ、痛い」
「だから言ったのに」
「でも、ヤスが、俺の中に…」
俺がそう言ってヤスを見ると、ヤスは微笑んだ。
「そうだな。シンの中、熱くて気持ちいいよ」
しばらくそのままでいると、じわじわと幸福感に包まれていく。
「シン、もう動いても大丈夫?」
「うん。俺の中、ぐちゃぐちゃにしてほしい」
ヤスはゆっくりと腰を突き上げてきた。
「どう?シン、気持ちいい?」
「気持ち、いい…。ヤスも…?」
「ああ、気持ちいいよ」
ヤスの動作は徐々に激しくなっていく。俺も我慢できず、腰を上下させた。
「ああっ、イく、もっ、だめ」
「シンの中に、出していいか?」
「出してっ。ヤスの精液、いっぱい注いで!」
ヤスが出すのと同時に、俺も精液を吐き出し、そのままぐったりとヤスに倒れこんだ。
ヤスが俺の頭を撫でるのを感じる。
「おやすみ、シン」
その後も何か言ったような気がしたが、ヤスの声はすぐに遠ざかっていった。
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