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人狼vs狩人編(8)
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2日目・夜
残り人数 10人
シン
アラン
エドガー
ショウヤ
ナツキ
ミノリ
ヨウ
ソウタ
ヒロ
ミコト
×マサジ
<これまでの流れ>
1日目夜
アランガード→エドガー
2日目昼
誰も欠けていなかった
ショウヤが占い師→ミコト=ノンケ
ミノリが占い師→アラン=ノンケ
ナツキがスパイ(対抗なし)
マサジが追放される
side:アラン
話し合い以降、エドガー先輩と話すことはできずに夜になってしまった。なぜか避けられているような気がするけど…気のせいだよな。
とにかく僕は、僕にできることをやるしかない。
「こんばんは、アラン」
ノックの音が聞こえる。扉を開くと村木が立っていた。
「じゃあ、行こうか。エドガーのところだよな?」
「あ…待ってください」
そのまま行こうとする村木を思わず引き止めた。
「ん?どうした?」
「少し考えてもいいですか?」
「何を?」
「誰を守るのか」
「エドガーじゃないのか?仲間割れでもした?」
「もちろん僕が守りたいのはエドガー先輩だけです。でも…エドガー先輩を守るためには、本当に今夜エドガー先輩のコテージに鍵をかけるのが有効なのかと思って」
「というと?」
「一番いい手段は、今日の昼にやろうとしたように、話し合いでエドガー先輩を追放することです。でもそれはできそうにない。じゃあ次にいい手段は?と考えると、やっぱりゲイを早く追い出すことだと思うんです。そうすれば、エドガー先輩が襲われることはない」
「ふーん」
「そして追い出すためには、ノンケ側が有利な状況にいた方がいい。それなら、今すべきなのは、もっとゲイに襲われる危険性が高い人を守ることだと思います。そしてそれは、エドガー先輩じゃない」
「じゃあ、誰を守りに行くの?」
「それは…」
エドガー先輩なら、どう考えるんだろう。僕よりずっと頭がいいエドガー先輩なら?
やっぱりゲイが邪魔に思うのは、何かの役職についている人だ。
現時点で役職についていることを公言しているのは、ミノリ、ショウヤ、ナツキ。そのうちミノリとショウヤは両方とも占い師だと主張している。
この3人のうちの誰かを狙ってくると考えるのが自然だ。問題は誰なのか、ということだけど…。
「アラン、どう?決まった?そろそろ行かないと時間がない」
村木が急かしてきたので、僕はここに来て直感に任せることにした。
「ええっと、ナツキにします!」
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