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食事。
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「あの、先生?」
あぁ危ない、放心しすぎて涎が垂れそうになっていた。
駄目だ、この子可愛すぎる。
見た目と中身が矛盾している。
これが、ぎゃっぷ萌、というやつか。
「なぁ、君。」
「?はい。何ですか?」
「その、良かったら、この後食事でもどうかな、」
我ながら、こんな大胆な誘いをしたのは初めてだ。
はたから見たら、この様子はおっさんがDK(男子高校生)を誘っている気持ちの悪い図に見えるのだろう。
でも、僕からしたら一世一代の大勝負とでも言える程の大勝負なのだ。(興奮しすぎて日本語がおかしい。)
「え、いいんですか?」
「次の小説の構想とか、好きな作家について語り合いたくてね。僕、意外と読書の繋がりがある友人は少ないんだ。」
「っ、俺で良かったら、是非行かせて下さい!」
彼も、読書で繋がる友人は少ないのだろう。(というか、居なさそうだ。)
内心は少年の心のように浮ついていたが、体はおっさん。
ここは落ち着いた雰囲気で、大人の男として彼をエスコートしなければ。
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