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逃走2
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和彦は優しいから…
本当は太一のことが好きで太一もきっと和彦が好きで…
俺がいるから…二人は…
なら…
プルプル プルプル プルプル プルプル
プルプル プルプル プルプル ピッ
太一「悠里〜?もう6時半過ぎてるけど〜
おせぇぞー!!」
後ろから和彦のかすかな笑い声が聞こえる
そんな風に笑う和彦を俺は知らない
太一といるからか…
太一「ゆーりーご飯さめーるー」
いらいらする…
だめなのに…俺の中の嫌な部分がドロドロと溢れ出す
どうしても止められない…
「俺なんか気にせず2人で食べれば?
おれはいらない。」
太一「はぁー!?なにいってんだよ?!お前のためのパーティだぞ!それに和彦さん風邪まだ少しあるのに寝ずにまってるぞ!」
お前が和彦の名前を呼ぶな…!!!
「うるせぇな!!いいっつってんだろ!!
もう俺に構うなよ…」
太一「悠里??どうした…?」
「別に…。あ、和彦に伝えて。おれはもうお前とは付き合えない。2人で幸せにって。じゃあ。」ブチッ
これで和彦と別れた…
これで…いいんだ………
俺の心空っぽだ…
今ケータイしかない…どうしよう…
お金ないとホテルにも行けないや…
とりあえず住み込みでバイト出来るところ探さなきゃな…
はぁ…
2人は邪魔者も消えたし付き合えるだろう…
これで…これでよかったんだ…
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