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最後の晩餐2
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「おれちょっとコンビニで買いたい物あるからいってくるね!」
和彦「こんな時間だと危ないからついてくよ〜」
「いいよ!近いし!!汗すぐ戻るからさ」
和彦「えーわかったよ。はやく帰ってきてね」
太一「いってらー気をつけるんだぞー」
「ああ。」
玄関に歩んでた足を止める
これでみんなとお別れ…
泣くなっ…我慢だ…
笑顔を作るんだ…!!
自分の中の最高なくらいに笑って
「いってきます!」
おれ…ちゃんと笑えてたかな…?
ドアの前で再び一旦足を止める…
行きたくない…っ…
でも行かなければ…俺が行かないと…
ドアノブを強く握りしめドアを開ける
和彦「悠里?サイフ忘れてるよ〜」
「っ…!本当だ…!汗
俺何してんだか!!」
思ってもない和彦からの言葉に思わず動揺してしまった
和彦「…ねぇなんで泣いてるの?」
「え…?泣いてなんか…」
手を目に当てると確かに濡れていた
このままじゃ感づかれる!!
くそっ!とまれよ…!!
とりあえずなにかいいわけしないと…!汗
「目にゴミが入っただけ、、!!
そっからでいいからサイフ投げて!」
近づからたくなかったため投げてと頼んだのにこっちにくる。
くるな…
頼むからこないでくれ…
和彦「ねぇ…?この手形どうしたの?」
「手形???」
すっかり忘れていて和彦の指すところを見れば今日蓮二に付けられたものだった…!汗
「こ、これは、、その、、、自分でつけたの!!」
和彦「悠里さぁ、嘘下手すぎなんだけど」
とっさのいいわけ苦手なんだよな…
和彦「なにがあったの…?」
「……………………………いえない…」
どんどん和彦の顔色が暗くなる
うわーどうしよ…
和彦「俺のこと信用してないの??悠里さ、言ってくれなきゃわかんないよ?」
「……。」
和彦「悠里!!!!!」
『ビクッ!!』
急に声を荒げられ思わず体が反応する
「……………今日蓮二に会った…。」
和彦「それほんとか…!!その手形はあいつのか…なにされたの…?」
されたっちゃーされたけど…
いうとめんどくさいことになりそうだし…
そこは省いて
「大丈夫。でもおれの友達が捕まってるんだ…早く助けに行かないといけなくて…明日までに蓮二の会社の最上階に1人できてといわれた。もちろん警察なんか呼んだらだめらしい…」
和彦もとゆうのは伏せた
和彦「ほんとに…?」
「なにが…?汗」
和彦「ほんとに1人でって言われたの??」
「それは…!!そうだよ!!当たり前じゃん!汗ほかになにがあるのさ!!」
和彦「ゆーり。嘘ついてる」
なんでわかるのさ…
「和彦と2人でこいって…でも今の蓮二は和彦になにするかわかんない…!!危険なんだ!!だから俺一人でいって助けてくるつもりだ…」
和彦「そうゆうことね。それならおれいくよ」
「だめだ!!危ないんだよ!本当に!蓮二の今の目狂ったやつの目をしてるんだ…!!これ以上大切な人を巻き込みたくない…!」
和彦「おれはいいよ。それに俺が行かないとその友達の命危ないんじゃないの?」
「…それはなんとかする…」
和彦「はい決まり。今から一緒にむかおう。おれ酒飲んでるから田中さん運転お願いできる?」
田中「任せてください。」
田中さん…
太一「おれもいくよ!!なにかあったらすぐ助けに行くためにも!ね!」
太一…
「ごめん…みんな…巻き込んじゃって…」
泣きそうな俺に向かって和彦は優しく頭を撫でてくれた
和彦「さぁ行こう!」
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