アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
interlude Type A(倉持&御幸) ①※R18?
-
風呂場に入ると御幸がいた。
「おう、御幸」
「…あ、倉持?これから?」
なんだ、御幸のヤツ、どぎまぎしてね?
てか、風呂場でもメガネしてんのか、こいつ。
「ああ」
と、短く答えて倉持が浴室に足を踏み入れると、
そそくさと御幸が湯船に入っていく。
「?」
なんか、変だな。訝しく思いながら、倉持が体を流す。
( あちゃー…倉持が来ちゃったよー)
湯船に浸かりながら御幸が ひとりごちる。
倉持がアタマから湯をかぶるのを、見るとはなしに見る。
(こいつも筋肉ついてきて、イイ体になってきたよな…。
腰からケツにかけて太くなってきて…
ま、純さんには負けるケド。
…あ、やばい、純さんの事 考えたら……
かーっマズイ!)
倉持が体を洗い流して湯船に入ってくる。
「…お前、最近、少し変だよな…純さんと何かあったのか?」
不意に倉持が聞いてくる。
「え?」
するどいな、こいつ、と御幸が倉持の顔を見ると
「あ、もしかして図星?」
「う……フラれた……」
「マジで?告ったのか?!」
「…うん………好きな人いるって………」
「ヒャハ!それ絶対、哲さんだろ!
あの2人には入り込めねーよ」
倉持が湯を、ちゃぷっと叩く。
「オレも、純さんを好きになりかけたけど、哲さんの存在を知ったら まわれ右したわ」
1年の時だけどな、と笑う。
「そんで、なに?純さん想って慰めてたのか?」
「は?!」
サラリと真実をつかれ、御幸は立ち上がりかけた自身に気付かれないように、体を捩らせるが
「誤魔化すなよ」
と、倉持が左手を御幸の股間に伸ばしてくる。
「ヒャハ やっぱり!お前、ヌきたかったんだろ?
邪魔して悪かったな!」
「~~~!」
図星だった。
そう、倉持が入ってくる直前までシゴいていて
もう少し、というトコロだったのだ。
湯船に入って いくらか落ち着いたものの、
さっき、純の事を考えたりしたものだから……
(あーっクソっ)
心の中で毒づきながら、
御幸のぺニスを握ったままの倉持に
「いい加減、離せよ」
と、言うと
「……いいじゃん。
…オレもヌきてぇからよ、 付き合え」
色っぽい目で、そう言われた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
19 / 85