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color れいちぇるサイド~オリジナル。Not BL〔フィクション〕
color れいちぇるサイド③~オリジナル。フィクション
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常連が来てふざける
常連が来てふざける
明るい
楽しい
悩みも話す
元気すぎる幼児をコントロールできない25才
毒母にあることないことされてきた22才
闘病する30才と20才
もうすぐ職場復帰する33才
小学生や中学生も来る
かわいいっと私は思うけど
20代のコたちは接しかたがわからないらしい
小さいコらが来ると大人たちは散ってしまう
「私たちいない方がいいですか?」
そんなことない
ここはみんなの店だ
私はいろんな人と話したい
いいんだよ…
困ったことが二つ起きた
十人が十言しゃべれば百トーク
私が各々にレスを返せば二百トーク
七トークくらいで会話が切れるその場で
“店”はミョーに目立つようになってきたのだ
トーク数で毎日出る『人気』ランキングに毎日のように“店”が出る
人気とかじゃない
話してるだけだ
井戸端会議の延長上…
でも目立つ………
これがーつ
そしていま一つは
人………
私だって人間だ
好きになれない人も出る
店という形態をとったことで思わぬコトが発生した
苦手なタイプも受け入れる羽目となってしまったのだ
今から考えるとそれは杞憂なことだった
私の店だ
合わない人には出てってもらえば良かったのだ
40代のその女性はヒザシと名のり誰かれなく気さくに話しかけた
もともとこだわりの少ない仲間たちはあいさつを交わしすぐにヒザシを受け入れた
年嵩でもあり、仕事や介護で留守も多かった私のかわりとなって、いつしかちいママのような存在になって居ついてしまったのだ
私の中でチリチりする
ヒザシさんそこは聞くもんじゃない
ヒザシさんそういう話はここではしないで
ヒザシさん…
私はだんだん“店”が嫌いになっていった
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