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それは彼だけの問題6
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「それでお二人はどうしてこんな場所に?…幼馴染みと言うぐらいですからこの学園の小学からの持ち上がりですか?」
「無視ですか!?」
無視ですけどなにか?
「いや違うな。俺は保育園がここだったんだ。それで小学と中学は普通の所へ行って一般の生活を学んでこいってことで一般高校に通っていた。そんでまた高校でここに戻ってきた」
「俺は生BLを見ようと入ったら幸希がいた!」
「あ、じゃあ幸希はお金持ちなんですね…」
「だからなんで無視するの!?」
「いや、俺のとこは起業が成功しただけだ。元は庶民だ。だから普通の感覚を忘れないようにって一般学校に通っていたんだ」
「そうなんですね…歩と一緒なんて疲れそうですね。それと歩さっきから煩いですよ」
「ひどいっ!」
「…いや、こいつ中学までは普通だったんだぞ。それがなぜかいきなりこんな風になっていたんだ」
「…なにがあったんでしょうか?」
「ん?幸希に言ってなかった?まあ、いいや!ではでは俺が腐男子になった理由が聞きたいってー?んよっしゃ、やっと喋れる!!」
「………」
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