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魔王、噴火っ☆
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恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい・・・。
穴があったら入りたい。
「ジルー、虫みたいになってるけどどうした?」
「僕は虫です。だからかまわないでください。」
まともにレオンの顔が見れない・・・‼
なんでどうしてあんなになっちゃたんだろう?
「そうか、虫か。ならウスバシロチョウの幼虫だな。黒くて大きい。羽化させてやらないとな。」
「ウスバシロチョウってなに?」
「「人間界の蝶だよ。羽が透明に見えるんだ。」
なぜ、わざわざ蝶にたとえたんだろう・・・人間界の蝶は無害なんだっけ、それに種類もたくさんあって、一体一体にちゃんと名前があるみたいだし。
「蝶って無害だけど僕は有毒なので触れないでください。」
「ああ、そうだな。みんなを惑わす有毒な蝶になるな。保護しないとな。」
レオンはそう言って、僕を毛布ごと抱き上げた。
「何するの!?」
「おお、蝶が羽化した。かわいい蝶だな。」
レオンは僕の頬にキスをして風呂場へとつれていった。
僕の頭はレオンの甘い攻撃に恥ずかしさで噴火寸前だった。
「パパとママ、ラブラブだね。あ、赤ちゃんも元気になってる。」
ルイはそう言って、ニコニコと笑っていた。
「もう、もー、レオンの馬鹿ーーーーーーー!」
愛すべき息子に今のやり取りを見られていたなんて、恥ずかしすぎるっ‼
僕は見事に噴火した。
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