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Episode5-48
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「偶然って言ったら、俺とお前がこーやって一緒にいるのも偶然だろ。」
「……まあ、確かにそうですね。」
あの夜、俺がたまたまあのコンビニの前を通りかかって
その場所に雪疾がいて。
それは、本当につくられたような偶然の積み重なりで。
「あそこで巧さんが話しかけてくれなかったら、俺達こんなふうに一緒にいることはなかったんですよね。」
「そうだな。」
偶然に感謝しないと、ですね
雪疾はふいに窓の方に視線を向けて、そう呟いた。
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