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えっ、まさか理事長から聞いてないの? 智也サイド
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「えっ、まさか理事長から聞いてないの?
君は僕と寮の同室でしょう?
君は2201っていう部屋番号を見てこの部屋に入ったんじゃないの?」
「いや……」
彼はまた考え始めた。
不思議な方だなー。
ああ!そういえば、朝食食べて戻ってきてそのままで準備してない!
このままじゃ遅刻しちゃう!
でも彼と一緒に遅刻なら、それもいいかもしれない。
放課後二人きりの教室で遅刻した罰としてプリントをやるんだ。
彼が頭が良ければ、分からないふりして答えを聞こう!
そうして、彼はしょうがないなって僕に紳士に教えてくれるんだ。
逆にもしかしたら、おとぎ話から出てきた王子様はこの世界のことが分からないかもしれない、だったら分からない問題もあるかもしれない。
その時は僕が教えてあげるんだ!
そしたら、ありがとうってさっきみたいに僕に!僕だけに!微笑んでくださるんだ!
「ありがとう、智也。
礼に褒美をやろう。何がいい?
ここか?それともここか?」
そういって僕の唇に触れた後、彼の綺麗な手は僕の下半身へ。
「あっ……やめぇ…」
「ん?お前のココは喜んでいるぞ?」
「ああっ……そんなこといっちゃ…」
「ほら、嬉しいんだろう?
俺に触られて……
正直に言ってみろ」
「そんな、こと……」
「嘘をつく悪い子にはお仕置きだな、ククッ」
そういって意地悪に笑った彼は僕を高みへ。
ああ、そんな風に笑う王子様も素敵です~。
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